なぜ庭木の剪定は必要なのか?

 

 

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なぜ庭木の剪定が必要なの?

 

なぜ毎年剪定が必要なのか?毎年違う庭師さんやシルバーさんが違う場合、確実に樹形が崩れてしまいます。十人十色と言葉あるように修行先や指導先が異なる事、切りが浅かったり、切りが強かったりと剪定方法(仕立て)が違います。できれば毎年同じ職人に剪定をしてもらうのがベストです。幸樹では長年の実績から気にも弱い、強いが存在する為、葉や幹を触り木に合った剪定ブラン、来年の樹形をイメージし剪定を行っております。

樹木は生物なので人間と一緒で成長します。放っておいた分だけ毎年伸びていき、いざ剪定のお願いをしたら手間もかかれば切った枝葉の処分費や作業時間もかかる為、費用が高くなります。費用の面のありますが一気に切り込んでしまう為、樹形は悪くなりかっこ悪くなってしまいます。また樹種によって剪定時期や剪定方法を間違えると元に戻すのに数年かかることもあります。最悪の場合、枯れてしまいます。

毎年の剪定がベストですがあまり強く剪定してしまうと余計に伸びてしまう樹種もあります。技術と知識のある職人に頼みましょう。

 

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剪定をしないとどうなるの?

 

まず間違えなく費用が高くなります。それ以外でいえば…

 

・日陰ができて風通しが悪くなると蚊や病害虫の快適な環境なる。また、発生した蚊や病害虫が近隣に移動。近隣の庭木に病害虫が移る。(ご近所迷惑になるのでご近所トラブルになってしまう)

・剪定をしない木は茂ってしまい、風の抜け道がない為、台風や強風で倒れてしまい、カーポートやフェンスなどの破損、最悪の場合、通行人や車などへ倒れてしまったなどのケースがあります。

・花木の場合、ほかの場所へ養分が回って花芽のが数が減ってしまう。

・雨が風をしのぐ環境が整ってしまい、毛虫が大量発生。毛虫の毛が舞い。衣類やペットや皮膚に付着します。(湿疹などが起こります。)

・枯葉や枯れ枝が折れてしまったものが近隣に被害を及ぼしてしまう。

 

 

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台風や強風で倒れてフェンスや物置が破損していました。

 

 

・積雪により枝が折れてしまう。積もった雪や枝が落下して通行者にケガや車の破損・通行の妨げになってしまう。

 

など、樹木だけでなく周囲にも悪影響を与えてしまう結果になります。「自然のものは自然任せ!それがエコ!」って考える方が稀にいますが庭に植え庭木となっている時点で自然木ではありません。自然木とは状況が違うのでしっかりと人が管理してあげることが必要不可欠です。

 

 

剪定の時期はいつ?

 

これは樹種によって剪定時期が様々です。樹種によって剪定時期は異なりますが正しい剪定技術があるば一年中剪定は可能です。

一般的にはお盆前と秋から年末までに集中します。単純に人が集まる前に庭を綺麗にしておきたいというものがあると思います。年2回の剪定であれば一年を通してお庭綺麗に維持できます。年1回の剪定であれば庭木の冬眠期(成長を休む時期)に剪定を行えば、春までは綺麗なお庭を維持できます。

 

 

庭木は剪定するのに山にある木はなぜ剪定しなくていいの?

実は、自然木も剪定してるんです。って言ってももちろん人間が剪定をしているわけではありません。自然木の場合は自力で剪定をしているのです。どうゆうものかというと、自然にある木は太陽の光を求めて他の木と激しい競争が行われています。その為、上に上に伸びていくのですがその過程で下になってしまった枝や弱ってしまった枝が出来てきます。そもままにしておくと貴重な栄養を消費するのに対して、光合成に必要な光エネルギーの獲得は少なくなっているので、そのままにしておくと全体の成長が遅れ、他の木との競争に負けてしまいます。そういったバランスが取れなくなった枝を自ら枯らし(剪定をして)、新しい枝に栄養を回していくというサイクルになっています。

木自身の剪定はより高くより大きくなる為の剪定ですが庭に植えられた木には限られた空間しかない為それはできません。そこで大きくなる必要がないように枝数を減らしたり葉っぱの数を減らす透かし剪定を行うのです。すると「大きくならなくても大丈夫なんだ!」と木は感じて枝元の方に新芽を出します。それを大事に育ててある程度の大きさになった時に初めにあった枝を落とす【切り戻し剪定】(更新)を行います。その繰り返しで一定の大きさを保ち常に若い枝でできた庭木を維持していけるのです。

この知識がなく葉っぱの数を減らすだけの剪定を行ってしまうと切り戻したいところに芽がないからどんどん大きくなったり適当にぶつ切りしたり枝を全部落としてしまったり…そうなってしまったらお庭がどうなってしまうか想像はできますよね?

剪定はただ切ればいいなら誰でもできますが単純で単純でないのが剪定なのです。

 

 

  なぜ病害虫消毒が必要なのか?  

樹木の消毒には大きく分けて3つあります。

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1つは【殺虫】(害虫の駆除)

2つは【殺菌】(病原菌の感染予防)

3つは【害虫から人やペットを守る目的】

対象となる害虫や病気によって使用する消毒液が異なります。誤った消毒を使用してしまうと植木に害を与えてしまう恐れがあります。

「急に樹勢が衰えてきた」「急に葉っぱが変色しはじめた」「急に葉っぱが落ちはじめた」「虫刺されのような痒みが出て広がってきた」そんな異常が出る前に早めに対処しましょう。

でも、どの消毒液をどのように散布したらいいのかわからない等…そんな時はお気軽にお問合せ下さい。

 

 

※まとめ※

剪定とは【枝葉を透かし、光や風を内部まで届くようにし、病害虫を抑える】+【新しい芽を育て、一定の大きさを保ち維持する】ことです。

剪定のイメージ的に枝葉を切ってサッパリさせることと考える方が多いと思います。上記の内容を読んで剪定とは【保ち・維持する】上で必要不可欠な作業だと思って頂ければと思います。

 

 

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